近所の子供が、或る有名私立中学に入学して、数日後来店した。
調髪をしながら、授業の様子を聞いてみた。国文法の授業の話しをした。具体的な内容は忘れたが、驚いた記憶がある。
私は国文法が大嫌いで、中学の時から殆ど勉強しなかった。それで未だに文法は知らない。ところが、その子供の話を聞いている内に、文法が好きになってしまったのである。今更、勉強をしても人生に変わりはないと思うのだが、それでも、勉強をしようと思ったのである。
その後、色々考えた。この有名私立中学の先生は、生徒に勉強を教える前に「勉強を好きに」させてしまうのだ。そうなれば、生徒は勝手に勉強する。後は質問に答えるだけだ。そういう学校があるかと思えば、勉強を嫌いにさせる学校も世の中には多くある。いや、殆どだろう。この事一つ取り上げても有名になるだけのことはある。